27日の釣りでもいろいろ感じたことがあったので、記載します。
1 魚のサイズが良くなった
メインに狙った魚が10~12m付近を2~5匹位で点々と泳いでいる群れなので、元々のサイズが大きいかもしれません。
また、1号のハリスが4か所切られたところを見るとまだまだ大型がいそうです。
ただ、昨年からの影響か、下層にいるチビヒメマスの群れは、ほとんど見かけませんでした。来年は厳しい状況が見込まれます。
2 群れの泳層は上下に2分
6月になると、水面直下の群れが多くなり、釣りにならないことが多いのですが、昨日はこれ以外に10~12m付近を泳ぐ群れも見かけました。
水面直下の群れは、カヤックで静かに近づいても逃げられることが多く、一番釣りにくいパターンです。
朝早くは、水面直下の群れが多い感じなので、表層のエサをあさっているかもしれません。
下層の群れは、通常7月以降の盛夏に現れる群れなのですが、5月末から見られるところを見ると、高い気温も影響しているのでしょうか。
3 禁漁区域外でも十分釣りになる
昨日のメインの釣り場所は、降り口沖の禁漁区の外側でしたが、小さいながらも問題なく群れはいました。
魚探のレンジも、前方20m固定で群れを探してもすぐに見つけることが出来ました。
また、昨日のように風の弱い日では流し釣りでも釣果が上がると思います。
4 紅サシは有効かも
今回は下針の5本には、ウィリーサビキに紅サシを付けてみました。
時々仕掛けを上げてみると紅サシのみなくなっていることも多かったので、ヒメマスは喰っているような気がします。
次回も紅サシを付けてみようと思います。
5 好調の原因を考える
2019年からカヤックでのヒメマス釣りを本格的開始して、平均釣果は21匹(2020年、2019年)、14匹(2021年)7匹(2022年)とここのところ、減少気味でしたが、今年になって、6回で29匹ペースと盛り返すことが出来ています。
(1)前方探査ソナーPS31の使い方
色々好調の原因を考えてみましたが、一番は、前方探査ソナーPS31を上手く単独で使えるようになったことだと思います。
竿からソナーまで3m位距離があるので、仕掛けとヒメマスの位置関係がよく分かるようになりました。丁度Livescopeの画面のように使えるようになりました。
前のカヤックでは、ほぼ同じ位置に付けていたので、下方の最後のツメには、下方探査ソナーPS22が必要でした。
(2)喰うタイミングがわかってきた
また、ヒメマスが喰い付くタイミングが良くわかって来たことと、集魚プレートを付けるようになったことも大きいです。
ソナーの使い始めの頃は、群れの真ん中に落としたり、待ち伏せしたりしていました。
しかし、タイミングが合えば目の前の仕掛けに喰い付くことがわかってきました。だいたい、魚から2〜3mの位置がベストです。
近すぎると、驚いて逃げられるし、遠すぎると気づいてもらえません。喰って来るときは、一直線に仕掛けに向かってきます。
寄ってきても喰わずに仕掛けを確かめるように周りを泳ぐことも多いのですが、その場合は仕掛けを上下に揺らして誘いをかけてやるとたまに喰ってくることがあります。
これで、1匹のヒメマスともタイマン勝負が出来るようになりました。
(3)仕掛けの全長を伸ばした
昨年不調時には、自作の全長2m(2本針×2個)をメインに使っていましたが、今年は出だしから、1.5mの5本針仕掛けを2連結して使いました。
これで、ヒメマスの泳層に仕掛けを同期させることが、より容易になったことも大きいと思いました。
魚探に映る仕掛けの様子も、全長の長い方が視認しやすくなります。
また、喰い気のいい時はダブルでかかってくることもあります。
(4)カヤックの操船に慣れた
一昨年足漕ぎカヤックを導入し、ヒメマス釣りに使ってきましたが、昨年までは足漕ぎにこだわり、操船が上手くいっていませんでした。
今年になって、私の釣りでは、足漕ぎのオプションが付いた普通のカヤックであることにようやく気付きました。
長距離の移動以外は手漕ぎで速度・方向を調整し、魚の位置関係を正確にとらえられるようになったことも大きいと思います。
昨年から、沼沢湖でもカヤックとソナーを導入された方がいるようですが、先ずは操船になれることが釣果UPへの近道だと思います。
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