ワシントン州シュラン湖でのヒメマス釣り

 北米最大のヒメマス漁場の1つであるシュラン湖に行ってきました。

 シュラン湖は、ワシントン州北部にある長さ55マイル(88km)、深さ1500フィート(450m)ある長大な湖です。

 今回案内していただいたのは、Facebookの友人で、メンバー1万人以上の「KOKANEE JUNKIES(ヒメマス釣り中毒者) 」の管理者であるShawn Nickelsさんです。

 彼は「Sunrise to Sunset Guide Service」と言う釣りガイド会社の代表で、プロのフィッシングガイドですが、今回ご厚意で案内していただけました。

 更にお土産に、グループのキャップとヒメマス竿をいただいてしまいました。私も和柄の手ぬぐいなどを持参したのですが、御礼に愛用のリール「シマノアルデバラン」の新品を送ろうと思います。

 他にショーンの友人のボーさんも同乗し、3名での釣行となりました。

 朝6時に湖岸のスロープに集合し、そこから出発です。ここの駐車場も料金がかかり、券売機で11ドル払って駐車券を購入しました。

 出航し、岸に沿って北西の沖に出ますが、風で波がひどく、近場に戻っての釣りとなりました。

 マーウィン湖と違い、深さは90フィート前後と棚は深いです。ダウンリガー4個を使って4本竿での釣りです。

 たまにアタリがありますが、本命のヒメマスではなく、カットスロートトラウトと言うニジマスに似た魚が上がってきます。

 最初にもう1本出さしてもらい、3本針にしたサビキ針を付けて試してみましたが、アタリはありませんでした。

 そのうち、カットに混じって本命のヒメマスが上り始めました。大型を期待したのですが、マーウィン湖サイズの35cmクラスがほとんどでした。

 サビキ針を諦めて、宿で作ったウィリー針をトローリング竿の1本に付けさせてもらいました。

 しばらくすると、その竿にアタリがあり、なんと20cm少しの沼沢湖サイズのヒメマスが上がってきました。

 船上は「Japanese Kokanee」が、日本の仕掛けで釣れたと大騒ぎになりました。

 私も愛用のウィリー仕掛けに北米のヒメマスが掛かって、とてもうれしいです。

 それから、私の仕掛けで中型も1匹上り、バイトも1回ありました。

 また、ボーさんの竿に重いアタリがあり、50cmオーバーのレイクトラウトが上がってきました。

 他の竿にも、ヒメマスが時々掛かってきます。19匹釣れて、20匹になったら止めて上がろうと行っていたのですが、カッターばかりで、午後3時に上りました。

 結局、ヒメマス19、カッター15、レイクトラウト1の35匹と大漁でした。

 今回の釣行では、日本の仕掛けでヒメマスが釣れたのが一番うれしかったです。

 ご厚意で案内してくれたショーンさん、同乗しれくれたボーさん、本当にありがとうございました。

2 件のコメント

  • お久しぶりです、氷河地形の湖でしょうか、大きいですねぇ・・・

    ガイドが居ないと、とても、ポイント選びが出来そうもありません、大場所って、本当に難しい。

    知ってる方と釣り出来て良かったですね、人望だなぁ・・・

    ワールドワイドに釣りが出来るのは、羨ましいです!

    • 梶原さん こんにちは

      今回の旅では大歓迎していただいて、とても感激しています。

      私は馬鹿正直であけっぴろげな性格なので、日本人よりも北米の方々の方が付き合いやすいかもしれません。

      お世話になった方が日本に来たら、今度は案内しようと考えています。

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