2024年版おすすめの氷上釣りテント(1~2名用)

 氷上釣りの季節が近づいてきました。

 これから氷上釣りを始める方、テント買い替えを検討の方などぼちぼちテント選びが必要な時期だと思います。

 そこで、現在入手できる1~2名用の氷上テントをピックアップしてみました。ポールの材質は全てFRP(繊維強化プラスチック)です。

 各テントの特徴や用途別のおすすめなどについてご紹介します。

1 4角形のドーム型テント

出典:キャプテンスタッグ

 実勢税込み価格 2,2000円
 サイズ、重量:210×210×150 5.6kg
 材質・耐水圧:ポリエステル、800mm
 寸評:天井の高さが低いものの、一人で釣りをするには十分な広さです。四角形で風に弱く、耐水圧もそれほどないため、荒天の日以外には十分活躍してくれると思います。一番安価ですので、初心者が晴天時のみ釣行する場合の最初の一張りにいいと思います。
 価 格:★★★★★
 運搬性:★★☆☆☆
 対候性:★☆☆☆☆
 

2 5角形のドーム型テント

出典:バリバス

バリバス ペンタゴン3>
 実勢税込み価格 48,000円
 サイズ、重量: 180×180×153cm 3.4kg
 材質、耐水圧:ナイロン、10000mm
 寸評:前モデルから大きさを少し広げて、一人で釣りをするには必要十分なスペースを確保しています。小型で耐水圧もあり、5角形で強風にも耐えられるので、荒天時の釣行にも不安がないモデルです。
 価 格:★☆☆☆☆
 運搬性:★★★★☆
 対候性:★★★★☆

3 6角形のドーム型テント

出典:浜田商会

プロマリン ワンタッチアイスドームR
 実勢税込み価格 28,000円
 サイズ、重量:2100×2450×1600mm 3kg
 材質、耐水圧:ポリエステル
 寸評:古くからある釣鐘型の6角形ドームテントで、風にも強く安心感があります。二人だと少し狭く、この上のサイズの方がおすすめです。現在まで長く使われてきた実績から、このタイプのテントが一番無難なおすすめテントです。
 価 格:★★★★☆
 運搬性:★★★★★
 対候性:★★★★☆

出典:コールマン

コールマン アイスフィッシングシェルターオートM
 実勢税込み価格、39,000円
 サイズ:重量:255×290×157 7.6kg
 材質、耐水圧:ポリエステル 800mm
 寸評:氷上では多くみかけるテントです。天井部は低いですが、壁が急な角度で立ち上がるので有効面積は広いと思います。ただ、耐水圧がそれ程でもないので、雨天時の釣行は控えた方がいいかもしれません。
 価 格:★★★☆☆
 運搬性:★★☆☆☆
 対候性:★★★★☆

4 8角形のドーム型テント

出典:プロックス

プロックス クイックドームテント パオグラン セミラージ
 実勢税込み価格 45,000円
 サイズ、重量:2500×2500×2000mm、 9.7kg
 材質、耐水圧:ポリエステル 1500mm
 寸評:球形に近い形状で風に対する強さは最強です。材質も他のテントと比較して厚手の生地を使っているので頑丈だと思います。テント設営時には、交点部分を引っ張って球形状としますが、他のテントと比較するとやや面倒かもしれません。吹雪などの荒天時の釣行にも安心して使えるテントです。
 価 格:★★☆☆☆
 運搬性:★☆☆☆☆
 対候性:★★★★★

5 四角形のキューブ型テント

 私はこのタイプを使っていますが、Amazonなどで検索すると複数の製品がヒットします。

 その中で特に気を付けてほしいのは、ポールの材質は頑丈なスチール等の金属か、布地は厚い断熱仕様になっているかの2点です。

 一見四角くて風に弱そうに見えますが、ロープをきちんと張れば、耐風性は最強クラスです。ただ、防水性は低いものが多いと思います。大型のものは、上部に穴を開けて、テントサウナとしても使えます。
 価 格:★★☆☆☆
 運搬性:★☆☆☆☆
 対候性:★★★★☆

6 まとめ

 どのような方に合うかについてもまとめてみました。

(1)コスパ重視

 あまりコストをかけずに釣りをしたい。釣行日も天候のいい時たまにいくだけという方。

 一人ならキャプテンスタッグ、二人ならプロマリンのこのサイズかもう一つ上のサイズをお勧めします。

(2)氷上釣りにドハマリ中

 すでに氷上釣りを経験して、更に釣行回数をできる限り増やしたい方。

 プロックスかコールマンのテントをお勧めします。サイズは2人までならこのサイズ、3人以上はもう一つ大きなサイスがいいと思います。

(3)わかさぎ釣り上級者のソロ

 道具も一級、アベレージも軽く200を超えるような上級者のソロの方。

 バリバスかプロックスでいいと思います。バリバスは前モデルよりも広くなり、必要十分なスペースが取れている思います。

(4)氷上でも個性を重視

 人と同じテントは絶対いやだと言う方(←含む私)。

 四角形のキューブタイプテント一択です。後はお気に入りの色、布地の厚さ(断熱性能)、広さをチェックして気に入ったものを選びます。

7 氷上テントの便利帳

 →強風下でのテント固定

 →北米のキューブ型氷上テント

 →氷上テントの床マット自作

 →おすすめの安価な氷上ペグ

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