ここのところ、年始の恒例行事となっている長野県立岩湖に8・9日に行ってきました。
郡山からだと、だいたい4時間半かかりますが、中部横断自動車道(無料区間)が佐久から立岩湖入口の小海近くまで繋がっていますので、ほとんどが高速区間で快適に行くことができます。
今回は10時に出発し、現地到着は途中休憩も入れて15時近くなっていました。氷上には地元仕様のカタツムリなどのテントがポツポツ張っていました。
初日は釣りはやらず、セッティングのみです。穴を開けまくりソナーPS22で、魚影の濃い所を見つけようとしたところ、なんとアイスドリルを忘れたことに気づきました。
仕方がないので、氷上に出て後家穴にGT-10HNを入れて魚影を観察しますが、ほとんど脳波平坦状態~。ごくたまに反応のある穴があったので、そこにテントを設営します。
今回は、もう20年以上使っているアイスピトンで固定しますが、今度はハンマーを忘れてしまいました。そこで、ジョレンの柄でなんとか叩き込み、しっかり固定できました。
このピトンは保持力は最強ですが、日光にさらされると周囲が溶け出して抜けることがあるので、打ち込んだら周辺の雪をかける必要があります。
→強風下でのテント固定方法
セッティングが終わったら、お楽しみの「アナ雪2」鑑賞です。このプロジェクターは、Wifi接続環境さえあれば、あらかじめ内蔵されているソフトでAmazonプライム、Youtubeなどを見ることが出来て大変便利です。
1時間43分とあまり長くない映画でとても面白かったですが、アナ役声優(神田沙也加)を思うと少し胸が痛みます。
立岩荘さんのfacebookでもご紹介いただけました。
18時前に宿に入り、夕食をとりのんびり入浴して翌日に備えます。
朝方7時に昼食をとって、日釣り券1700円を購入して氷上に出陣します。昨日、念のためにファスナーに掛けておいたナンバーキーを外そうとすると片方がどうしても外れません。
掛けた時にあやまって番号をリセットしてしまったようです。
片方の入り口から入り、椅子とテーブルに1本竿でセッティングです。ここの漁協は竿1本の厳格なルールがあります。
魚探の反応を見ると相変わらず脳波平坦状態ですが、ごくたまに一番底にわかさぎ1匹と思われる反応が出ます。
そこで、誘いを入れると大き目のわかさぎがヒットしますが、反応があるのは30分に1回程度です。
昔、岩部ダムでやったような、ごくたまにある魚探の反応を見て釣る釣りで、これはこれで面白い釣りです。
9時30分までに4匹上がり、このままいけば昼食に唐揚げにして食べられる位は釣れるなと思っていた矢先、実家の母より電話が入りました。
先月から入院していた父親の容体が急変し、直ぐに帰って来いとのことでした。直ぐに帰り支度を始め立岩荘さんには、キャンセルを伝えて帰途につきました。
中間地点位に来たところで、永眠の連絡が入り、臨終には立ち会えませんでした。痛みも苦しみもなく静かに逝ったようで、帰ってから見た顔も安らかなものでした。
と言うことで、釣り以外のネタの発信は続けますが、釣行記は2月26日まで(49日間)お休みします。
桧原湖には、ポイント探しのお手伝いなどで行く予定です。
<天候、気温>:雪、-3℃
<水深とタナ・氷厚>:8m、ベタ底、10cm真氷
<道具と仕掛け>:クリスティアCR-PTⅡ、マキタ18v6Ahバッテリー+アダプター、道糸PE0.3号、VARIVASワークスリミテッド288TRX+穂先アタッチメント、タフ渋りワカサギ1号、タングステンシンカー5.3g、Garmin Echomap72CV、GT10-HN
<エサ>赤虫、紅サシ1/2カット
<時間と釣果>8時~9時30分(実釣1時間30分)4匹
<回数/総実釣時間/トータル/平均時速>4回/23時間30分/480匹/20ワカ
お父様の事、お悔やみ申し上げます。
入院されていたとは言え、心の整理がつかないでしょうが、親を見送れるのも孝行かと・・・
自分は、まだ、両親も女房の両親も失ってはいませんが、いつか来るであろう事と、こういうお話を伺う度に思っています。
ドリルやハンマーなどの忘れ物も、虫の知らせの様で、どこか繋がってる気がしてしまいます。
気落ちなさっているであろう、お母様の事も気になるでしょうが、寒い時期ですし、風邪など召さないように、ご自身のお体を大切になさって下さい。
梶原さん、お悔やみありがとうございます。
釣りをしている間に亡くなって、臨終に立ち会えないとは、私らしいと息子らに笑われています。
やりたいことをやり尽くして、静かに逝った父親は幸せだと思います。その姿勢は私も見習いたいと思っています。
次の釣り以外の楽しみに向けても準備中です。