スチール社のプロ仕様チェーンソー

 昨年から薪ストーブ用の薪づくりを本格的に始めましたが、最初に購入したマキタの18V×2個の充電式チェーンソーでは、6tナラ材の玉切りがなかなかはかどりませんでした。

 そこで、思い切って世界最大シェアのチェーンソーメーカー、スチール社(ドイツ)のプロ仕様のチェーンソーを購入しました。

 こちらでは、プロ仕様のチェーンソーの種類と海外から届いた声をご紹介します。

1 スチール社のプロ向けチェーンソー

 林業関係者に向けたハードな使用にも耐えうるチェーンソーで、価格も普及価格帯の倍以上します。

 先ず、パワーと比較して圧倒的に軽い特徴があります。また、部品は信頼度が高く、故障もずっと少ないようです。

 振動も普及価格帯よりも低く抑えられています。排気量35ccから120ccまで様々なクラスがありますが、初心者でも何とか取り扱えそうな35~59ccをご紹介します。

(1)MS 201C-M

出典:STIHL

 35ccクラスのチェーンソーで、35cmのガイドバーが標準となっています。

 だいたい25cm位の広葉樹までなら、難なく玉切り出来ると思います。

 以下のモデル共々、点火のタイミングと燃料の量を自動コントロールするMトロニックが搭載されています。

 スペック:排気量35.2cc、出力1.8 kW、重量4kg、希望小売価格94,600円

 パワーウエイトレシオ:2.2kg/kW

(2)MS 241C-M

 40ccクラスのチェーンソーで、40cmのガイドバーが標準となっています。

 こちらは、30cm前後の広葉樹までなら、問題なく玉切り出来ると思います。

 私が購入したお店では、この241と261を持って山に伐採に入るそうです。

 スペック:排気量42.6cc、出力2.3 kW、質量4.5 kg、希望小売価格128,700円

 パワーウエイトレシオ:2kg/kW

(3)MS 261C-M

 今回購入した50ccクラス、標準カイドバー45cmのモデルで、40cmの広葉樹にも十分対応できると思います。

 薪作りで玉切りをしている方々も、このモデルを勧める方が多かったです。

 スペック:排気量50.2cc、出力3 kW、質量4.9 kg、希望小売価格156,200円

 パワーウエイトレシオ:1.6kg/kW

(4)MS 362C-M

出典:STIHL

 60ccクラスのモデルで、標準ガイドバーは50cmとなっています。

 ここまでのパワーがあると、よほどの大木でない限り十分対応できるモデルだと思います。

 ただ、5kgを大きく超えるので、取り回しにはそれなりの体力が必要と思われます。初心者には少し難しいかも・・。

 スペック:排気量59cc、出力3.5 kW、質量5.6 kg、希望小売価格204,600円

 パワーウエイトレシオ:1.6kg/kW

2 北米のみなさんのコメント

 facebookで紹介したら、北米の友人のみなさんから色々コメントをいただけました。森林に囲まれた本場の方々の意見でとても楽しく参考になったので、それもあわせてご紹介します。

 翻訳ソフトには「DeepL翻訳」を使っています。

Bryan Routt(アイダホ州)
「おそらく、同社が作る鋸の中で最高のものの1つでしょう。私は何台か持っています。241と462を持っています。」

Jim Allycat Cooper(ミシシッピ州)
「もっと大きなノコギリが必要かもしれませんね。結構な大きさの木ですね。チェーンは切れ味よく」

Phillip A. Sajtar(ミシガン州)
「良い鋸です。ジムが言ったように、ハットチェーンを鋭利に保つこと。一度研ぎ方を覚えたら、とても簡単だよ。メリー・クリスマス」

Brian Kepner(オレゴン州)
「とても良い。 私の住んでいるオレゴン州西部では、庭の木を切ってほしいときは、玄関を出て「切ってほしい」と叫ぶだけでいいんです。遠くからチェーンソーのウォーミングアップの音が聞こえてきますよ。そんなことはありえないのですが、ここでは、何かあれば近所の人が助けてくれるのです。この環境は成長が早いので、ブラックベリーのつるを抑えるだけでも、しばしば助けが必要なのです。

私の過剰反応には申し訳ないが、私は恐ろしい事故の結果を見てきた。特に、顔面保護具や目の保護具を着用していなかったこと。チェーンが切れると、腕がバキバキと音を立てて叩かれます。これは最悪のケースで、普通は作業場所に積み上げるだけです。(後略)」

Joe Adams(ワシントン州)
「私は丸ヤスリを使って手作業でやっていますが、両側の歯を均等に尖らせることが重要です。そうでないと、丸太を切るときに片側に寄ってしまいます。」

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