ティピー型テントの弱点は、入り口上部が大きく開口するために、雨天時の出入り時に濡れたり、テント内に雨が降りこんだりすることです。
入り口にタープを連結するのが一番手早く、純正品も出ているのですが、価格が・・・。おそらく、テント本体と同じ頑丈なポリコットンを使ってるからだと思いますが、雨避けのタープにそこまでは求めていません。
そこで、ポリコットンの焚火に強いテンマクデザインの「ムササビウイングタープ」を連結することにしました。
そのままでは上手く付きませんが、ちょっと工夫を加えることで、かなりきれいに連結することが出来ます。以下方法をご紹介します。
1 連結用の材料と道具を揃える
(1)材料
・セルロイド板(20×30cm)
・ベルクロテープ(幅5cm)のオスとメス
・ガムテープ
(2)道具
・ドリルドライバー(2.5mmの穴を開けられるもの)
・ハサミ、カッター
・裁縫道具(木綿糸、針)
2 作り方
(1)連結用セルロイド板を作る
先ず幅6cm、長さ30cmにカットします。ハサミで切ると割れやすいので、カッターで何回も切り込みを入れて切ります。ケガ防止のために端部を丸く切り欠きます。
それから、両面に幅5cmのベルクロのオスとメスを貼り付けます。更にセルロイドの余った1cm幅の部分にガムテープを貼り補強します。
ガムテープ部に、ドリルドライバを使い、だいたい3cm間隔で2.5mmの穴を開けていきます。
(2)タープに縫い付ける
ムササビタープの短い方の中央部に、丈夫な木綿糸を使って縫い付けます。簡単に取れないように糸は2重にします。
タープ端の補強部をまたいで縫い付けると頑丈にできると思います。ここで、ベルクロのオス・メスの面を間違うとタープの上下が逆になってしまうので要注意です。
私は逆に縫い付けてしまいましたが、上下は気にせず使おうと思っています。
3 テントに接続
テント入り口上部に純正品を取り付けるための袋状の部分があるので、その中央に連結用セルロイド板を差し込みベルクロでしっかり固定します。
両端にロープを張り、打ち込んだペグに固定します。
更にセンターポールを立ち上げ、ロープを掛けてこちらも打ち込んだペグに固定します。
ムササビタープにはポールが付いていないので、常用している小川のレクタタープのメインポールを使いました。
更にその端部にロープを張って完成です。きれいに連結出来ました。
大人数で楽しむためには、メインポールは共用としてその先にレクタタープを張り、ポールは4方向にペグタウンする必要があるかも知れません。
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