冬場に良く行く温泉に、宮城県白石市の「やくせん」があります。
こちらは、石膏芒硝泉と言うめずらしい泉質で、湯船の温度も41度位と私には適温で、お気に入りの温泉です。
1 場所
場所は、福島県最北の国見町から宮城県七ヶ宿町に抜ける小坂峠の七ヶ宿側にあります。福島からですと、国見インターから約11km車で15分位の距離です。
インターから小坂の集落を抜けて、鳥居をくぐって峠道を登っていくと小坂峠の頂上に出ます。そこから下り、万蔵稲荷の脇を通って、上戸沢集落横のバイパスを抜けると左手に看板と建物が見えてきます。
その入口から西側に100mほど入った場所にある1軒宿が「やくせん」です。
2 温泉など
かなり広い浴槽で、10人位は余裕で入ることができます。
泉質は、硫酸塩泉のナトリウム、カルシウム、低伸張弱アルカリ性低温泉(石膏芒硝泉)です。湯温が少し低めなので、加温しています。
湯船にはかなり豊富な量の源泉がかけ流しされています。肌ざわりは、アルカリ泉のようなぬめぬめ感ではなく、キシキシ感のする感じのお湯です。
温泉効能は、硫酸塩泉に特徴的な動脈硬化症、きりきずなどに対する効能の他、飲用で胆石や糖尿病にも薬効があるようです。
料金は、大広間休憩付き(10:00~15:00)で1000円+税となっています。テーブルと座布団がセットであるので、行った時には、簡易マットと毛布を持ち込んで、のんびりくつろいでいます。
大広間には、食堂も併設されており、お蕎麦やうどん、カレーなどを注文できます。
前に行った時に、天ぷらそばを注文しましたが、なかなか美味しかったです。
3 周辺の温泉
やくせんの近くには、白石市「小原温泉」があります。
温泉前の県道を北に進むと白石と赤湯を結ぶ113号線に抜ける道路に出て、そこを右折して113号線に入り、白石方面に向かうとほどなくして、白石川沿いに小原温泉が見えてきます。
「ホテルいづみや」と「旅館しんゆ」の2軒の宿があり、他に川沿いに共同浴場「かつらの湯」があります。
かつらの湯は、川沿いの入口から半地下に入ったところに、浴槽があります。川岸に立っており、面白い立地で、風情がある建物と浴槽です。
あまり知られていない温泉ですが、お湯がとてもいい感じでのんびり休憩ができ食事もとれるので、おすすめの温泉です。
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