テント用のウッドデッキを自作する8-床板の塗装と補助根太の追加-

 基礎構造が組み上がり、いよいよ床板張りが見えてきました。

 そこで、床板張りに向けて、床板を入手し、根太の補強を行いました。

1 床板の入手

 ウッドデッキの一番目立つ部分が床板で、その材質は天然木から人工木まで色々あり、値段もピンキリです。

 現在作っているウッドデッキの大きさは、テンティピのサファイア9が張れる6×6mの36㎡とかなり大型で、床板も枚数が必要です。

 幅120mm、厚さ30mm、長さ3,000mmの床材を使い、隙間を5mmとすると96枚が必要となります。

 これが、人気のハードウッドだと、1枚で5,000~6,000円程で、流石に床板だけで50万はちょっと出せない金額です。

 そこで、通販サイトを色々調べたところ、国産のこのサイズの杉板材5枚組5,500円が一番安そうなのでそれを使うことにしました。(最近、7,700円に値上がりしたようです。ラッキー!)

 ただし、大きくて重い分(600kg)送料もかかり、西濃運輸引き取りでも40,000円かかってしまいました。それでも、ハードウッドの1/3以下の金額です。

2 床板の塗装

 2回に分けて引き取りに行った床板の梱包を解いて、5枚ずつ防腐塗料(キシラデコール、色102ビニー)を塗って行きます。

 杉材は流石に安価なだけあって、所々に節穴が空いています。完成したら目止め材を充填し、平滑にしようと思います。

 キシラデコールは3.4リットル入りの缶を購入しましたが、だいたい最初の1回塗りは40枚位で終わってしまいました。

 一晩乾燥させてから、2回目の塗装に入りました。こちらは、最初の塗料が浸み込んんでいる分必要量が少なく約5割増し位で塗れました。

 だいたい乾燥したものから取り込みますが、流石に午後塗った分は乾かないので、天気のいい日まで乾かすことにしました。

3 根太の追加

 2×4材で組んだ根太の間隔はだいたい70cm位で、ハードウッドなら耐えられる間隔なのですが、ソフトウッドの杉だと長期的に厳しい感じです。

 そこで、設計通り、間に1×4材を補助根太材として入れ込みました。

 シンプソン金具を使って、直行する基礎組みと外枠に木ネジで固定しました。しっかり固定するとかなり頑丈になり、根太として十分機能しそうです。

 これでだいたい、床板張りの準備が整いました。

 ただ、西側の柱間については、横方向の補強が必要で、5か所に2×4材を10cmにカットしたものを固定しようと思います。

 また、横方向の柱は、現場合わせで切り込みを入れて対応したいと思います。

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