facebookの北米の友人の投稿にオイルマッチの動画が載っていて、とてもカッコ良かったので、北米アマゾンで買っちゃいました。
本体価格が13.28ドル、送料5.39ドルの合計18.67ドル(約2,016円)で入手できました。
1 外見と仕組み
(1)外見
XIFEIと言うメーカーのキーホルダータイプの機器です。このメーカーはタバコ関連の用品を北米アマゾンを中心に扱っているようです。
紙製の箱に入って送られてきました。箱には、本体と取扱説明書、替え芯が入っています。
本体は、上に衣服につけるためのフックと、金属のマッチ棒、中央に栓抜きに使える切り欠き、下部にキーホルダーのリングがあります。
反対面には、本体に火打ち石を組み込んであり、ここで発火させます。金属マッチ棒は、上部につまみとネジが付いており、持参時には本体のオイルタンクに入れておきます。
取り出すと、中の金属に芯が巻き付いており、金属の先端はギザギザになっています。
(2)仕組み
オイルタンクにはジッポのライターオイルを使ってみました。オイルを本体に注入すると、金属マッチ棒の芯がオイルで濡れます。
この状態で取り出し、金属マッチ棒先端を、本体の火打ち石部分にこすりつけると火花が散ります。
2 使用感
うまく着火するためのポイントは3つあります。
最初は、マッチ棒先端の芯にきちんとオイルがしみ込んでいること、2つ目が、マッチ棒の芯が先端まできれいに伸びていることです。これで、引火する条件が整います。
3つ目がマッチ棒の先端を本体の火打ち石部分にタイミング良くこすり付けることです。これは、慣れてくるとうまく火花が散るようになります。
この3つの条件が整えれば、必ずうまく着火します。着火しない場合は、何れかがうまくいっていないと思われます。
3 まとめ
火打ち石を発火具に使う文化は、日本にもあって、今でも火打ち石(メノウ)と火打ち金を入手できます。
→火打ち金を販売している吉井本家のページ
火打石と火打金を使った着火では、飛び散らせた火花は、「ほくち」と呼ばれる燃えやすい成分をしみ込ませた綿状の乾燥植物に着火させます。
日常の着火に使うのであれば、ガスライターやチャッカマンで十分事足りますが、着火に火打石を使うこの欧米製の道具はとても面白いと思います。
私はタバコを吸いませんので、早速次回のキャンプで使ってみようと思います。その前に、面白いので家の中で火を点けまくりしていますが(笑
※北米から送られてから日本のアマゾンでも購入可能であることがわかりました。
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