毎年、氷上テント内での痛ましい一酸化炭素中毒事故の記事を目にします。
昔一番衝撃的だったのは、福島県羽鳥湖であった練炭中毒での一家全滅のニュースでした。
最近では、テント内に一酸化炭素検知器を持ち込み、中毒に備えているようにしています。これがあると、テント内で安心して暖房を焚いて、ぬくぬくと釣りを楽しむことが出来ます。
以下で、各価格帯でおすすめの一酸化炭素警報機をご紹介します。
1 1万円以下の機種
<Bemixc 一酸化炭素警報機>
価格:¥2,399 円
大きさと重さ:100×100×30mm、160g
電源と持続時間:単4電池×4個、3年
検知濃度と警報:固定式 50ppm約60~90分で作動、100ppm約10~40分で作動、300ppm約3分で作動、400ppm即時作動、アラームと点滅
特長:室内の取り付け用に設計された機器ですが、小型なので運搬も可能です。
→アマゾンの販売サイト
2 1~2万円までの機種
<キャンプ用一酸化炭素警報機>
価格:11,980円
大きさと重さ:110x100x50mm、50 g
電源と持続時間:ボタン型電池CR2032×2個、1年
検知濃度と警報:固定式 200~299ppm点滅、300~399ppm点滅+遅いアラーム、400ppm~点滅早いアラーム
特長:アウトドアメーカーDODもおすすめのキャンプに丁度いい警報機です。
→アマゾンの販売サイト
3 2万円以上の機種
<testo 317-3 CO検知器>
価格:23,009円
大きさと重さ:約162×38×30mm、約90g
電源と持続時間:単4電池×2個、150時間
検知濃度と警報:可変式(自由に設定可)、アラーム
特長:私の愛用検知器です。精密測定器を多数取り扱っているメーカーのもので、低濃度でも警報を鳴らせるので安心です。
→楽天の販売サイト
4 まとめ
一酸化炭素中毒の状況は以下となっています。
10ppm:空調のある事務室上限(労働安全衛生法)
30ppm:8時間労働の上限(ドイツ)
100ppm:2~3時間で軽い頭痛
400ppm:1~2時間で頭痛
800ppm:45分で頭痛、2時間で失神
1600ppm:20分で頭痛・めまい、2時間で死亡
3200ppm:5~10分で頭痛・めまい、30分で死亡
検知濃度と警報から見ると、どの機種でも一酸化炭素中毒から命を守ることが出来ると思います。
ともかく安価な機器で命を守るのなら「Bemixc 一酸化炭素警報機」、テント内でおしゃれに使うなら「キャンプ用一酸化炭素警報機」、長時間釣行に備え低い濃度から対策をたてるなら「testo 317-3 CO検知器」がおすすめです。
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