ガーミンPANOPTIX PS31振動子

 PS22とともに、今シーズンのヒメマス釣りの主役となる振動子ですので、こちらも簡単にご紹介したいと思います。

1 大きさなど

 スペック的には、周波数417kHz、出力144W、ビーム幅 120°×120°で、各機能によって発射角度は変わります。

 本体の大きさは、縦約16.5×横約8.5×厚さ約4cmで、幼稚園児の弁当箱位の大きさがあります。

 これにトローリング用エレキモーターのバーに付ける金具とモーター本体に付ける締め金具が付いてきます。

 私は、PS22同様BMOの魚探マウントバーの下部に加工を加えて付けています。

 本体には、電源コード(約4.5m)とLANケーブル(約9m)が付いており、PS22よりも長いです。おそらく、やや大きめの船舶内でネットワークを組むことを想定して作られていると思います。

 電源コードには小型ワニ口グリップを追加で付けました。LANケーブルは、PS22と同様、接続部分が防水仕様となっており、船の上でも安心して使えます。

2 機能等

 この機種は、基本的に前方を探査することに特化しています。2つの機能は、PS22(写真)と共通ですが、その探知距離が長い特長があります。出力自体がPS22の48Wに対して、144Wあります。

 通常魚探のように、魚の反応を連続線としてではなく、リアルタイムな面として捉えるのは、Panoptixシステム共通の仕様です。

(1)ライブビューフォワード

 リアルタイムで、魚の動きが光点として映し出されます。その大きさから、群れの規模がわかります。

 また、遠方では反応が弱く、近づくにつれて、反応が強くなります。近くなると泳いでいる様子が推定出来る感じです。
 
 これが、上位の新しい振動子Livescopeでは、よりリアルにわかるようですが、ヒメマス釣りにはそこまでの機能は、必要ないと思います。

 ヒメマス釣りで使う機能は、基本的にこのライブビューフォワードのみです。

(2)フロントビュー

 底の感じが、完全にリアルに映りますが、魚は煙状に映るので、この機能は、使っていません。

(3)ライブビュー3Dフォワード

 こちらは、魚の距離・深さが3次元で映し出される機能です。こいつは凄いと思って、この機種を選んだのですが、残念ながら、実釣では、うまく使いこなせていません。プレス向けの促販用の機能のような気がします。

(4)地図との連携

 PS31に表示された魚の位置を画面上でタッチしてチェックすると、なんと平面の地図上のポイントとして、記録されます。

 前にこの機能を使って、ヒメマスの動きを地図上に表示しました。

(5)対応する魚群探知機

 この振動子は、Echomapの75インチ以上のシリーズに対応しています。具体的にはEchomapCHIRP75SV・95SV、EchomapPlus75SV・95SV、EchomapUltraシリーズ、AQUAMAPシリーズ、GPSMAPシリーズです。6インチ以下のEchomapと、Strikerシリーズには、対応していません。

3 ヒメマス釣りでの使用感

 ヒメマスの群れを見つけるためには、極めて有用なシステムだと思います。

 ソナーを発射する部分の面積がPS22よりも大きく、出力も高いので、その分遠くまで探査可能です。

 実釣では、70m先の群れを探知出来ます。PS22では、30m位ですので、2倍以上の前方探知能力がある感じです。

 また、ソナー画面の左側には、通常魚探のAスコープに似たような直下近くの反応を表示する部分があります。

 こちらは、仕掛けを落とすタイミングを計る上で、重宝しています。

 ソナーの前方の発射角を変更する機能もあるようですが、これは使っていません。

 カヤックは回頭性が極めて高く、一番反応の強い方向を目指せば、自ずと群れの中心に到達出来ると考えているからです。

4 Livescopeとの比較

 Livescopeは、PANOPTIXシステムの中でも一番新しい振動子で、その水中カメラのような映像は衝撃的なものがあります。

 スペック的には周波数530-1,100 kHz、出力500W、ビーム幅20°x 135°と、比較的大きな出力を出せる振動子です。

 しかし、筐体自体が小型で、ソナー波を出している部分はPS31よりもかなり小さいです。

 Livescopeを紹介しているサイトでは、探査距離がPS31などと比較すると短いとの報告もあります。

 解像度的には、他のPANOPTIX振動子をはるかに上回っていると思われますが、前方探査能力(特に距離)は、PS31の方が上回っていると思います。

 この振動子は、バス釣りを一番のターゲットにし、キャスト可能な範囲の魚をリアルに映し出すことを目的に作られているからだと思います。

 私の釣りのように遠方のヒメマスの群れを見つけ出し、サビキ仕掛けで釣り上げる釣りには、PS31振動子の方が向いていると思っています。

5 まとめ

 PS31は、中層を泳ぐ魚を見つけ、釣り上げるためには、極めて有用な振動子だと思います。

 ただ、その価格が高いのがネックです。日本だと27諭吉とLivescopeに迫る値段です。

 北米アマゾンでは、約1500ドル+送料で約18諭吉と日本より安価で手に入れることが出来、私は、こちらで購入しました。
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 また、3Dフォワード機能がなく、前方探査角度がPS31よりも狭く、探査距離も短いPS21振動子もあります。探査距離能力がやや落ちますが、こちらでも前方メインの探査は可能です。PS31よりも安価で、日本でも15諭吉+αで購入できます。

 バス釣りには問題なく使えると思いますが、遠方の魚を狙うヒメマス釣りにはPS31をおすすめします。

 これをヒメマスで元を取ろうとすると、かなり頑張らなくてはなりません。しかし、このシステムを駆使した「1人群狼作戦」を発動したからには、不可能ではないと思っています。

 十和田湖産の中型ヒメマス1kg(7~8匹)で4500円ですので、1匹最低500円とすると、360匹で元が取れます。
 3年で達成する計画で、年券代を入れると516匹、1年あたり172匹です。昨年は144匹上げているので不可能ではない数字だと思っています。

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