プライベート果樹園を作る(1)果樹の選定と植栽配置

 昨年、嫁実家の竹やぶや旧畑を造成して、北西斜面の何もない約900㎡の空きスペースが生まれました。

 そこで、今年から、そこに長年の夢だった「好きな果物食べ放題」のプライベート果樹園を作ることにしました。

 まずは、何をどこに植えるかを検討してみたいと思います。

1 果樹の選定

(1)シャインマスカット

出典:写真AC

 いの一番に植えたいのが、1房1000円以上して、とても美味しいシャインマスカットです。

 ぶどうの作り方のWebページを色々調べてみると、他の品種と比べて特段栽培が難しいと言うことはなさそうです。

 昔子供だった頃、庭にぶどう棚があって、徐々に熟してくるぶどうを見るのは、とても楽しかった記憶があります。

 単管パイプと太い針金等を使って、本格的なぶどう棚を作ろうかと思っています。

 色々調べてみると、1本あたり200㎡が理想で、植穴は直径1.5m、深さ40~50cnで中央を盛り上げると根張りがいいようです。

(2)プラム(大石早生)

出典:写真AC

 実は、果物の中で一番好きなのが、プラムです。

 あの熟すると甘酸っぱい味は、とても美味しく、何個でも食べられます。

 真っ赤な実がたわわに稔るさまは、壮観です。

 まだ、挑戦していませんが、ジャムにしても美味しそうです。

 プラムは自家受粉せず、大石早生以外の別なプラム品種を隣に植える必要があります。

 木となる果樹の植穴の大きさは、直径1.5~2m、深さ50~60cmです。

(3)桃

出典:写真AC

 色々な品種がありますが、柔らかめの品種を植えたいです。

 ポピュラーなものに白鳳があり、こちらは、庭で栽培した経験があります。

 実を大きくするためには、摘果が何よりも重要で、枝ぶりを見ながら、何回かに分けて大きくなりそうな実を残す必要があります。

 消毒も大事で、春先に石灰硫黄合剤をまかないとたちまち葉縮病にかかってしまいます。

(4)ベリー類

出典:写真AC

 ブルーベリーやラズベリーなどの樹木になる小さな実を作ってみたいです。

 ブルーベリーの甘酸っぱい味も美味しいですし、ラズベリーも美味しそうです。

 昔、山の荒れ地に出るモミジイチゴをたくさん採って、美味しくいただいた経験があります。

2 植栽配置を考える

 植える場所は、西北に面した緩斜面で、面積はだいたい900㎡あります。

 図では、上が真北で10mメッシュになっています。

 このうち、敷地南側には隣地の大木があり、その日陰になる部分(色が濃い部分)もあるので、実際に使えるのは700㎡位だと思います。

 日当たり等を考えてだいたいの配置を考えてみました。

 日当たりが良さそうな西側奥にぶどう棚を設置したいと思います。西~北方向から吹く風が一番あたるところなので、風よけが必要となるかもしれません。

 理想は、1株あたり200㎡(10×20m)ですが、少し少なく150㎡(10×15m)の棚を作ります。

出典:写真AC

 東半分の上段には、プラム4本を、下段には桃4本を植えます。プラムは、大石早生が3本と他の品種1本としようと思います。

 効率的な受粉をするためには、5m以内が理想のようなので、プラム、桃は5m間隔に植えようと思います。

 ベリー類は、斜面の一番下に、一列分植えようと思います。 

 ベリー類の株間は1.5m位が良さそうなので、図では4株ですが、8株位植えようと思います。 

3 まとめ

 植える果樹と場所の選定は出来ました。

 落葉樹の植え付け時期は11月~3月が理想なので、ぐずぐずしてはいられません。

 次は、植穴を掘って元肥を入れて植え付けに備えたいと思います。

 目指せ!美味しいプライベート果樹園です。

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