プライベート果樹園を作る(2)植穴作り

 前回果樹の選定と植栽配置を考えてみましたが、実際に畑予定地で計測してみると、小幅な変更が必要となりました。

 また、果樹についても、プラムと桃、ぶどうだけでなくりんごの木も1本入れることにしました。

1 再度の植栽配置

 畑の縦のラインの沿って、プラムと桃は基本的に5m間隔としました。

 プラムは、昨年植えたサンタローザ大石早生各1本に加えて、大石早生2本を加えて南側に4本植えます。

 桃は、白鳳2本、白桃1本、黄桃1本の4本を下段北側に植えます。

 それに加えて、下段にりんごのふじを1本植えることにしました。

 また、ブルーベリー類は、1.5m間隔で7本を植えることができるスペースがありました。

2 植穴を掘る

 小型重機を使って、植穴を掘ります。

 桃とりんご類は、径1.5~2m深さ50~60cmを目安にします。

 ぶどうは、1株で大きな面積まで広げたいので、広めの径2.5mの穴にしました。深さは40~50cm位です。

 ブルーベリー類は、径60~80cm深さ50~60cm位にしました。

 植穴を全て掘るのは、重機でも結構時間がかかり、ほとんど1日仕事でした。

 また、肥料を混ぜ込み、再び埋め戻すのにも同じ位の時間がかかります。

3 肥料を入れる

 植穴の土半分位に肥料を混ぜ込みます。

 今回使った元肥としたのは、完熟たい肥くん炭骨粉牡蠣殻石灰です。

 完熟たい肥は、4tダンプ1台分を入手して使いました。大量に使う時は、袋で購入するよりも経済的です。

 くん炭は通気性を良くし、骨粉は実を成らせるのに必要なリン酸を供給し、牡蠣殻石灰は土が酸性になるのを防ぎます。

 いずれも、緩効性肥料なので、元肥には最適です。

 これを、桃類には、たい肥一輪車2台分、くん炭1/4袋、骨粉1kg、牡蠣殻石灰4kgを、穴の半分位の量を目安に土とよく混ぜ込みます。

 シャインマスカットは、穴を広くとったのでたい肥の量を4台分に増やし、ブルーベリー類は桃類の半分の量としました。

 土とよく混ざったら、掘り返した土で埋め戻します。肥料の分と掘り返した分で、土が増えるので穴の部分が20cm位盛り上がります。

4 苗の入手と一部借り植え

 ホームセンターをあちこち回り、ブルーベリー類以外の苗木を入手しました。

 プラムは、大石早生で、単体では受粉が難しい品種です。昨年入手したサンタローザが花粉供給木となります。

 桃の品種は、早い時期に収穫できる白鳳、白桃と黄桃にしました。

 昨年畑に借り植えしたプラム2本は、先週掘り上げており早めに植えたかったので、雨の合間に早速借り植えしてみました。

 他の木は来週植えつけます。

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