福島市の吾妻山山麓にある一軒屋の温泉宿で、31度の湯船は真夏に入るのに最適です。
→旅館二階堂のサイト
1 場所
吾妻山の東山麓にあります。福島市からは、自動車で行くには2つのルートがあります。
一番わかりやすいルートは、猪苗代に向かう国道115号線から、県営吾妻球場へ向かい、そこから山道を約15km上っていくルートです。途中でもう一つにルートと合流します。
途中に、あづま温泉や流しそーめんの吾妻庵があります。
もう一つのルートは、駅から真っすぐ微温湯に向かう通称「微温湯街道」を通るルートです。こちらは、途中にかなり狭い場所があり、運転に自信のない方にはあまりおすすめしません。
旅館までの道は狭いながらも舗装されており、最後に桜並木が出迎えてくれます。
2 建物と温泉
旅館は雪のため、冬季は営業しておらず、4月下旬から11月下旬までの営業となります。立ち寄り湯の料金は一人500円です。
旅館には、明治・大正・昭和と、奥から3時代に渡って作られた建物が並び、平成29年に国の登録有形文化財に指定されました。
温泉は、酸性緑礬泉で、何と言っても温度が約31度と温いことが特徴です。金属臭のする温泉で、古くは眼病に効く温泉として知られていたようです。
浴槽は、男女別の木の浴槽で、6人位でいっぱいになってしまう大きさです。そこに源泉が注ぎ込まれています。
木の浴槽の隣には、沸かし湯の浴槽があり、寒く感じる方はそこで体を温めることが出来ます。
温い温泉なので、通常30分以上入っていく方が多いです。
なんと言ってもこちらの温泉の良いところは、真夏に涼しい場所で気持ちの良い温い温泉に入ることが出来ることです。
福島盆地が35度を超える猛暑日でも、吾妻山麓の微温湯温泉は25度位で、31度の温泉で涼んでいくことができます。
また、途中の流しそーめんの吾妻庵は、渓流を利用した樋で、食べ放題で流しそーめんを食べることのできる場所です。こちらもまた真夏には、涼感満点の場所で、微温湯とセットで立ち寄りたいところです。
→吾妻庵のサイト
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