5月18日釣行の反省と所見

 昨日の釣りは、初めて船でルアーとジグを試したり、ガーミン2台体制で探査を行ったり、新しい試みをいろいろした釣行で反省や所見があります。

 以下、簡単に記載したいと思います。

1 船釣りでルアーは有効か

 私の釣り方が係留せずに釣る釣り方であることにも関連しますが、残念ながら難しい感じでした。

 1つめの理由は、ポイントに投げ入れてもルアーの沈下スピードが遅いので、その間に下方にいる群れのいちが変わってしまうことです。

 最上層の群れにはうまくいくかもしれませんが、下層を泳ぐ群れには難しい感じがします。

 2つめの理由は、どうしてもカヤック自体が動くので、糸の出方が不規則になることです。

 岸辺など安定した足場では、糸も真っすぐ出ていくのですが、風で動くカヤックでは厳しい感じがしました。

2 船釣りでジグは有効か

 私の使ったジグが軽量だったせいもありますが、厳しい感じでした。

 沈下スピードがどうしても遅く、群れに到達する頃には、既に群れが過ぎ去っている感じです。

 ジグを打ち込んでいる時には、竿を持っていなければならず、その間は漕ぐことが出来ません。

 ヒメマスの遊泳速度は速いので、たちまち群れは遠ざかってしまいます。

 これが、足漕ぎ式カヤックで、竿を持ちながらも船を動かせるならまた話が違ってくると思います。

 海でカヤックフィッシングをしている方に足漕ぎ式カヤックを使っている方が多い理由が分かった気がします。

3 PS31の探査距離は思いのほか長い(70m)

 今までは、昨年までの感じで、だいたい前方探査距離は50m位かと思い、探査レンジを50~60m程度で釣りをしていました。

 それを昨日機器をいじったついでに、90mまで広げて前方探査してみました。

 すると、なんと70m前方の群れも探知できることがわかりました。

 PS31の探査距離は、公称300ft(約90m)ですので、それに近い距離の探査ができることになります。

 これで、次回から探査レンジを広げ、より遠方の群れを探知できるので楽しみです。

4 PS22の設置位置の問題

 PS22は、振動子の形状からもわかるように楕円の形をしたひしゃげた円錐形のソナー探知範囲を持っています。

 すなわち、縦方向の探知距離は長いのに対して、横方向の探知距離はかなり短いです。

 これを船に対して平行する位置に設置するか、直交する位置に設置するか悩ましいところです。

 平行する位置に設置すると、PS31が前方で探査した群れを連続して観察することができますが、仕掛けの沈下の様子が映りにくくなります。

 直交する位置に設置すると、仕掛けの様子が映り、より群れの真ん中に入れやすくなりますが、PS31の探査している前方方向の探査距離はずっと短くなります。

 どちらにしようか悩ましいところです。

 とりあえず、PS31から群れの位置を引き継いで観察することと、前後に操船することによって群れの上に留まることを優先して、平行方向に設置しようと思います。

 

  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です