渓流釣り2020-1(山形県飯豊町)

 新型コロナに伴う県外への外出自粛が今月解けたので、早速山形県に渓流釣りに行ってきました。

 前日、1年ぶりに渓流釣りの道具を出してみると、なんと竿の先端部が折れていました。これでは釣りに行けないので、急遽新しい竿を入手しました。ネットで調べて評判の良かったダイワ翡翠冴シリーズの7mにしました。

 今までは竿が5.4mで、毎年ポイントまで近すぎ、魚に気づかれることが多かったので、今回7mにしてみました。長い割にとても軽量で扱いやすい竿です。

 朝方5時に起床して、道具を入念に揃え6時前に福島を出発できました。目指すはいつもの飯豊町の渓流です。ところが、高速に乗ったところで調達していたエサのブドウ虫を忘れたことに気づきました。

 7時30分過ぎに現地到着、早速エサを現地調達します。昨日のモクズガニ釣りに使ったタモ網があったので、それを使って石を外して下流に差し入れると、すぐにエサが見つかりました。オニチョロとクロカワで、クロカワの方が多いようです。

 エサも十分に調達でき、早速仕掛けを作り、ポイントに送り込みます。上部にモダが多い場所ですので、提灯仕掛けでピンポイントに入れます。

 ここの渓流は、段差も流量も多くとても良い渓相をしており、そこかしこにイワナが潜んでいそうなポイントがあります。しかし、何時もなら人影に驚いて逃げていくイワナが見えたりするのですが、今日は全く見えません。

 道路の上から、目を凝らしてイワナのライズを探しますが、ライズも見つかりません。案の定、アタリは全くありません。一度だけチビイワナのアタックが見えただけでした。

 11時過ぎにまで粘ってみましたが、ついにGIVE UP。竿をしまって、道路に出て下流に引き返します。後で計るとだいたい800m位遡上していたようです。

 こちらの渓流釣りの楽しみの一つに、最上流にある間欠泉のある温泉、広河原温泉に入ることがあります。道具を片付け、車で行ってみましたが、残念ながら休業中でした。しばらく手を入れた痕跡がないので、ネットで調べたら昨シーズンから休業しているようでした。

 帰りの道すがら、山に入っている車を見てみると、福島ナンバーが1台、山形ナンバーが3台、新潟ナンバーが1台いました。釣果が気になるところです。

 今回は、白川ダムの湖畔にある白川荘に立ち寄り、温泉に入ってきました。食堂は満席でしたが、温泉は独泉できました。

 残念ながらボウズを食らってしまいましたが、清らかな清流、きれいな空気に触れることが出来、とてもリフレッシュできた釣行でした。

 

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