新しい木製燻製器で、早速、釣ったヒメマスの燻製(熱燻)を作ってみました。
前回は、腹開きで捌きましたが、今回はそのまま食べられるように3枚におろし、小骨の取ってみました。以下で手順をご紹介します。
1 ヒメマスを捌く
頭と尾を取ってから、3枚におろします。ここではフィレットナイフが大活躍です。刃が薄いので魚の骨に沿ってすんなり刃先が入ります。
3枚におろしたら、勿体ないですが腹側の小骨の一緒に取り去ります。
2 ソミュール液に漬ける
前回は塩ベースの味でしたが、醤油をベースのソミュール液を作りました。
材料は、醤油200cc、みりん200cc、水100cc、砂糖大さじ4杯、蜂蜜大さじ2杯、コショウ2振りです。思いっきり甘めにしてみました。
漬ける時間は、2時間にしてみました。
3 冷蔵庫で乾燥させる
真夏で気温が高く、外に干せないので、ペーパータオルで水気を切ってから、新しいペーパータオルを敷いてその上に魚を載せます。
結構スペースを取るので、あらかじめ片付けて置く必要があります。
乾燥時間は多めにとって、12時間としました。燻煙かけ前に開けてみるといい感じに乾燥しています。
4 燻煙かけ
前回は低温から徐々に温度を上げたところ、白いたんぱく質の凝固物が出来てしまったので、今回はあらかじめ燻製器の温度を上げてから入れてみました。
ネットラックに針金を張って網目を細かくしてあり、小型の魚の十分載せることが出来ました。
燻製温度は90℃で、燻煙時間は2時間です。燻煙材は相変わらずヒッコリーのスモークウッドで、丁度半分の量でいいくらいです。
5 完成
周囲が少し焦げ気味になってしまいましたが、いい感じで照りが出た美味しそうな燻製に仕上がりました。
冷ましてから、食べてみると大変美味、塩焼きよりもずっと美味しいです。熱燻なので、スモークウッドも少量で済むし、とても作りやすいです。
今後は、塩焼きよりもこちらをメインの料理にしようかと思います。
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