最近、氷上釣りでもガーミンの魚群探知機を使っている方を見かけるようになりました。ホンデックスの魚群探知機と違い、氷上で使う場合には附属の氷上釣りセットがあると便利です。
そこで、こちらでは、必要な氷上釣りセットについて、簡単にご紹介したいと思います。
1 魚探ポータブルバッグ
ベースハンドルに付けた魚探を入れるバックです。こちらがあると、氷上でも振動子ごとそのまま持ち運びが出来ます。厚手の頑丈な生地で作られており、前後にジッパーがあります。
前面のジッパーにはスライダーが2つ付いており、跳ね上げて魚探画面を見るときにとても便利です。釣り場までは閉じておいて、いざ魚探を入れる場面に開けて魚探の操作を行います。
背面のジッパーは、全面より小型でバッテリーや振動子ケーブルを出し入れするためのものです。ただ、スライダーは1つで、振動子を外のバックに入れるとき、丁度反対側からケーブルが出るようになります。
側面には、網状になったポケットが付いており、GT10HNなどの氷上振動子が収まります。魚探本体にやや大型の70シリーズを使い、振動子がバックに入りきらない場合にとても便利です。
2 ポータブルキットベースハンドル
バックの中に魚探を固定していれるプラスチック製の四角いアーチ状をした機器で、バックとはセットで、バック内にぴったり収まります。
魚探との接続は、中央部の丸い部品が魚探のマウント類と丁度合うようになっています。魚探との接続はこちらで行います。
ただ、大画面の90シリーズにはこの部品の接続部がないので、それより小さいシリーズが収まります。私はEchomapシリーズを接続していますが、Strikerシリーズでも問題なく収まると思います。
また、後面には、バッテリーが収まるスペースがあり、こちらに対応するバッテリーも販売されています。
3 魚探の接続と内蔵
(1)Echomap plus 70シリーズ
70シリーズは、本体をクイックリリースマウントに取り付け、そのマウントをハンドル下部にネジで接続します。ただ、マウントが横幅を取る分、サイドのスペースがあまりなく、振動子を置く場合、バック脇のポケットを使う必要があります。
バックに収めると、開口部に対しての横幅はジャストサイズです。前にEchomap plus95svを入れてみたのですが、開口部よりも横幅があり、きつい感じとなりました。
(2)Echomap plus 40シリーズ
40シリーズは、ハンドル下部に40シリーズの本体接続用のブラケットを固定します。こちらは、固定時に本体接続部を回転部から外し、下部中央のネジでハンドルに固定するので、70シリーズに対してひと手間入ります。
ハンドルをバックに入れると、両サイドにはスペースがあり、振動子ケーブルをハンドルサイドに巻き、振動子本体をバック内に収納して持ち運ぶことができます。70シリーズよりも、よりコンパクトにまとまります。
4 バッテリー
バッテリーについては、ハンドル後部に専用の8Aバッテリーがきれいに格納できます。バッテリーが付属している氷上セットもありますが、かつて、水中映像カメラ用に北米の鉛バッテリーを使ってみましたが、あまりいい使用感がありませんでした。
私は電動ドリル附属バッテリーの利用をおすすめします。こちらは、18vのリチウムイオンバッテリーでそれに附属するアダプターを購入して付ければ、バック内に十分収まります。
5 まとめ
ガーミンの魚群探知機と振動子を氷上釣りで使う場合、テントの中などで使う分には附属品なしで利用できると思いますが、長時間野外で何カ所も魚の反応を見る場合は、この氷上セットが大変便利です。
また、ポイントへの移動でソリなどに載せる場合でも、本体や振動子を保護することが出来、安心して持ち運べます。
ホンデックスの魚探と比較すると、付属品を入れるとどうしても高価になってしまいますが、地図機能等独自機能を活用するためには、ガーミンの魚群探知機はとても便利です。
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