車中泊が簡単に出来る車、ホンダシャトルを手に入れて、車中泊時のアクティビティで大画面で映画が見ることが出来たらと考えていました。
ネットで色々検索してみたところ、比較的簡単に実現できることがわかり、早速チャレンジしてみました。
1 必要なもの
(1)小型プロジェクターと付属品
当初、PCに接続してその映像を投影することを想定していたのですが、最近では、それ単体でネットに接続出来、アマゾンプライムビデオやYoutubeが視聴できるプロジェクターがあることがわかりました。
Ankerの「Nebula Capsule II」だとそれが可能で、値段はそれなりですが、かなり評判が良く、MONOQLO編集部の2019年間ベストバイ製品にも選ばれています。アマゾンの706個のユーザー評価でも4.5とかなり満足度が高い製品です。
PCからの接続オンリーで使用すれば、この機種でなくても大丈夫ですが、単体で利用可能で人気のこの機種を購入しました。本体にAndroidOSを搭載しており、アマゾンプライムビデオなどの各種映像コンテンツが選べ視聴できるソフト(Android tv)があらかじめ入っています。
床に置くときに角度調整がしやすいように、小型三脚があると便利です。また、別売りの専用ケースもあるので、そちらがあると運搬に便利です。
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(2)吊り下げ型スクリーン
このプロジェクターは、比較的短い焦点距離で大画面での映写が可能です。3.08mで100インチ、2.46mで80インチ、1.73mで60インチ、1.15mで40インチが映写距離です。
シャトルの上下の高さや荷室長、プロジェクターからの投影距離を考えてみたところ、40インチスクリーン程度が良好な画面サイズであることがわかりました。
スクリーンには自立型と吊り下げ型がありますが、シャトルには荷室に丁度チャイルドシート用の吊り下げフックがあるので、吊り下げ型スクリーンにしました。40インチで、使わない時は小さく巻いておけるシアターハウス プロジェクター スクリーン 掛け軸タイプの40型にしました。
→シアターハウス プロジェクター スクリーン(Amazon)
(3)Wi-Fi接続機器
プロジェクター本体は、Wi-Fi接続で各種映像を見ることができます。そのために、接続機器が必要となります。
私は、スマホのWi-Fiテザリング機能を使って接続しています。パケ・ホーダイを利用しているので映像の利用でも余裕があります。
(4)ポータブル電源
このプロジェクターは、バッテリーを内蔵しており、2.5時間Wi-Fiを利用して動画を鑑賞できます。ただ、長い映画や他にYoutubeなどを見たい時には不安があります。
充電しながらの映写も可能で、専用の100Vコンセント用15V-2A USB充電器の利用が推奨されているので、100V出力があるポータブル電源があれば便利です。
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(5)その他
Wi-Fiを利用せずに、ノートPCなどからHDMI端子を利用して通常のプロジェクターのような使い方も出来ます。その場合、HDMI出力が可能が機器が必要となります。
また、車中泊が前提ですので、窓を覆うシート等は当然必須となります。
2 設置と映写
(1)プロジェクターの設定
最初に電源を入れると、使用言語や、スマホとのBluetooth同期、Wi-Fi接続、Googleユーザーなどを設定する画面が出てくるので、各種設定を行います。設定が終わると、内蔵のAndroid tv画面となります。
Youtubeは全く問題なく接続できますが、アマゾンプライムビデオは、前提としてアマゾンプライム会員登録と、Bluetooth同期させたスマホでの設定が必要です。
(2)シャトルに設置して視聴
まず、スクリーンのフックをシャトル荷室上部のチャイルドシート用のフックから吊り下げて、丁度いい高さに調整します。
次に、プロジェクターに三脚を付けて荷室の一番前方に設置し、スマホのテザリングを使ってネットに接続します。そこで、Android tv画面が出てくるので、見たい動画を見ることが出来ます。
3 まとめ
このプロジェクターは、1280 x 720 画素、輝度:200 ANSI ルーメンとそれ程高機能なスペックとは考えられなかったので、あまり期待はしていませんでした。しかし、実際に暗い中で映してみて、その鮮やかさには驚かされました。
また、接続するノートPCなどの映像出力機器が必要なく、Wi-Fiさえあれば単体で映写が可能なことも画期的なことだと思います。
車中泊時の映像鑑賞だけでなく、自宅で天井や壁を使ったり、キャンプ時にスクリーンを持参したり、様々なシーンで映像を楽しむことが出来ると思います。
厳冬期の夜に、氷上映画鑑賞会を開いても楽しそうです。
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