前回の釣行で、下方探査ソナー振動子PS22で浅い場所を泳ぐヒメマスをとらえきれない不具合が出てしまいました。
写真のようにカヤックの後方に設置したのですが、下方中心軸が仕掛けから3m位後方に来てしまっています。
そこで、設置場所を竿近くに変更することにしました。以下で手順等をご紹介します。
1 カヤック用振動子アームとネジを準備
スコッティの振動子アームがカヤックに振動子を取り付ける標準の部品となっています。
これは、竿受けと同じようにカヤックの両舷についているベースに取り付けることのできる部品です。
金具を切れ目から入れて、設置したい場所に簡単に固定できるので、とても便利です。
このアームの固定ネジに利用するので、合う大きさのネジを準備します。
北米規格のウイット1-1/4のネジで、取り付けるバーの長さも考えて45mmのボルトと合うナットを準備しました。
2 旧振動子アームの加工
今までは、BMOの金属製魚探アームを使っていましたが、これをスコッティのアームに取り付けられるように加工します。
まず、金属アームをグラインダーで切断します。長さは、連結に合う長さで、PS22が船の底の少しだけ下のレベルに来るようにしました。
次に、スコッティアームの長さ調整ネジ穴をそのまま使えるように、電動ドリルで穴を開けます。
穴の大きさは6mmで、ねじ込んでいくと上手く入りました。
3 アーム同士の連結
そのまま連結すると、少しですが外側に傾く感じになります。これは下方探査用のソナーですので厳密に下を向く必要があります。
そこで、カヤック上面から垂直になる位置に調整して、間に鉄の棒を入れます。
今回は、テント用のペグ(スノーピークソリッドステーク30)を固定用に使いました。上部の穴もいい感じで固定するのに便利でした。
これを結束バンドでしっかり固定すれば、しっかり下方を向いた形で連結できます。
4 PS22コードの固定
たくさんあるので、カラー絶縁テープを使って固定しています。
これで、仕掛けの位置からそれほど離れずにソナーの中心が来て、浅い部分を泳ぐヒメマスにも対応可能となりました。
早速、次回の釣行で試してみたいと思います。
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