テント用のウッドデッキを自作する10-ウッドフェンス作り-

 当初の設計だと、地面から高い側に手すりを付ける予定だったのですが、デッキの位置が北側の集落から丸見えなので、ウッドフェンスを取り付けることにしました。

1 ウッドフェンスの設計

 手すり用にした通し柱には、長さにバラつきがあり、一番長く取れそうな床面から860mmの高さに統一することにしました。

 これに、厚さ38mmの2×4材を載せますので、床面からの高さは898mmとなります。

 フェンス用材をどうしようか色々悩みましたが、結局3mの1×6材(19×140mm)を使うことにしました。

 これを隙間12mmで6本打ち付けると、高さ912mmといい感じの高さになります。

2 通し柱の調整

 バラつきのある柱の中で、設計よりも長い通し柱は電動ノコで切り、グラインダーで削って丁度の高さに調整します。

 南側の短い2本の柱には、柱の端材を接続することにしました。

3 枠のの取り付け

 高さが揃った通し柱の上に、2×4材を載せ、釘で留めていきます。

 隅の部分は、45度にカットして、丁度上手くはめ込みました。

 通し柱だけだと間隔が150cm前後あり、厚さ19mmの板を留めるには不安があったので、間に長さ860cmの2×4材を新たに間柱として立てました。

4 フェンス材の準備とフェンスの取り付け

 板材は、床材と同じく一番過酷な環境にさらされるので、防腐塗料のキシラデコールを念入りに3回塗りました。

 柱材に印を付けて、自在クランプを使って、上の板材から取り付けていきます。

 約1.5mの南側をはじめ、少しカットが必要なところもありました。

 最上部と最下部の板を取り付ける部分には、間柱を固定する釘が打ち付けてあり、その場所を外して慎重に釘を打って行きます。

 釘には、デッキ材を取り付ける時に使った4.2×75mm材を使いました。

5 まとめ

 椅子に座ってみると、約90cmの高さのフェンスのおかげで、集落側からの目線は切ることが出来ました。

 低いフェンスは、解放感が抜群で、これから色々楽しめそうです。

 最後に階段を付けて、ウッドデッキ作りは一段落で、後はテントを固定するだけとなります。

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