ヒメマスは、北太平洋沿岸内陸部に生息する魚で、北米でも大変人気のある釣りの対象魚となっています。
私は、facebookの「NORTHWEST KOKANEE ADDICTS(北西部のヒメマス釣り中毒者たち)」と言う約1万人のメンバーがいる公開グループに混ぜてもらっています。
こちらでの投稿を元に、あちらでのヒメマス釣りをご紹介したいと思います。
1 釣り方
基本的に動力船でのヒメマストローリングです。たまに私のようにカヤックで釣る方もいますが、ほとんどがトローリングです。
時々、ドジャーからルアーまでの長さはどのくらいが適当かとか、ルアーはどんなのを使っているかなどと質問があります。
子供を乗せて釣りに行かれる方も多く、笑顔でヒメマスを掴んでいる子供をみると微笑ましい気分になります。
魚群探知機は、ローランスなどの通常魚探を使っている方がほとんどで、私のようなガーミンソナーを使っている方は見当たりませんでした。
2 仕掛け
赤系のドジャーを付けて、日本でも使うようなベイトタイプの針を引っ張っていくようです。
ヒメマス用に沢山の種類が出ているようです。やはり、日本と同じように赤色が基調となった仕掛けが人気のようです。
また、エサ釣りも行われており、メインのエサは、なんとトウモロコシです。そのまま使ったり、赤く色を染めたりして使っているようです。
3 食べ方
一番多いのは、3枚に下ろした身を油でいためる料理のようで、よく3枚におろされたのヒメマスの写真を見ることができます。
また、燻製も人気で、こちらでは魚まるごとではなく、下ろした身を燻製機に入れて燻製にするようです。
最近、燻製にしたヒメマスの身をほぐして、瓶詰めにした方がいて驚きました。
丁度私がヒメマス料理で紹介したヒメマスフレイク(写真)の燻製版で、これもまたとても美味しいだろうなと、すっかり感心てしまいました。
釣ったヒメマスを塩ゆでにして、塩水と一緒に缶詰めにして保存する食べ方もあるようです。
日本で食べるサケ缶を自宅で作るような感じでしょうか。
前に、私が作ったヒメマスのマス寿司の写真を紹介したら、「美味しくなさそう」と言われてしまいました。
4 その他
私もたまにこのグループに投稿するのですが、今年の4月14日(日)の釣行は、大反響で172の「いいね」と40のコメントをもらえました。
特に簡素なヒメマスウィリー仕掛けの針に興味を持たれたようで、その針を使ってどのように釣るのかとか針の数に制限はないのかとの質問がありました。
使い方を説明したら、こちらではそのような仕掛けは太平洋でのニシン釣りに使っているよとのお話もありました。
北米でも漁獲制限や付ける針の数に制限がある場所があるようで参考になりました。
今度はビデオも見てみたいので、是非作ってくれとの話もあり、今シーズンにはヒメマス釣りのビデオを作って自分のYoutubeチャンネルにUPしたいと思います。
住んでいる場所や言語が違っても、魚釣りにかける情熱に違いはありません。
今ではGoogleのブラウザで一発日本語変換が出来たり、優秀な「Google翻訳」などの自動翻訳ソフトがあるので、コミュニケーションをとるのに全く問題はありません。
北米のヒメマス釣り愛好家のみなさんとの交流はとても楽しいです。
また、このグループのロゴがとてもカッコいいので、トレーナーとTシャツを購入してしまいました。
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