ワシントン州マーウィン湖でのヒメマス釣り

 Facebookの友人たちと釣りをするために、9月15日から22日まで北米ワシントン州に来ています。

 今回は一番親しい友人のJoeの案内で、マーウィン湖にヒメマス釣りに来ました。

 マーウィン湖は、ワシントン州の南側に位置する15.87 km²(沼沢湖の5倍の広さ)の貯水池で、ワシントン州ではヒメマス釣りのメジャーなポイントになっています。

 朝方3時に船を積んだジョーがケルソンのホテルにピックアップに来てくれて、高速5号線を使って出発です。

 夜中の高速を走ると緊急灯を付けたピックアップトラックが前に入ってきて、その前の車を停車させていました。流石北米の警察、午前3時から取り締まりをしています!

 途中のコンビニのAMPMでコーヒーを仕入れ、マーウィン湖に向かいます。宿泊地のケルソーからは1時間位の距離です。

 ゲート前に到着すると誰も来ていません。暗い中二人で釣りの準備をします。程なくFacebookの友人のArtも到着。彼はキャンピングトレーラーを積んでいて、釣り前日はそれに宿泊するとのことでした。羨ましい!

 その後、ゲートが開いて、続々と後続車も到着し、Joeの船に同船のRick,、Randyも到着しました。明るくなってから、ボートを湖に下ろし、出航します。

 Joeの船は4シートで、後方に90馬力とトローリング用小型エンジン、前方にエレキを積んでいます。ダウンリガーが4か所に固定されており、竿4本を出せます。ダウンリガーにはワイヤーが巻かれており、その先に大きな鉛のシンカーが付いています。

 仕掛けは、コカニードジャーの先20cm位のところに、日本でもあるようなピンクのイカタイプの小型疑似餌や角状のカラフルなもの(写真はRickのもの)に2本針を付けます。

 更にツナとガーリックで臭いを付けたトウモロコシエサを付けます。昔トウモロコシも挑戦してみたのですが、比べてみるとずっと小型です。途中で購入し、帰ったら喰いの悪い時に試してみようと思います。

 手順は、先ず竿の糸を40フィート(12m)出して、それから糸にダウンリガーのオモリから出ているクリップを取り付け、ダウンリガーとリールのスプールをフリーにして、ダウンリガーについているカウンターを見て、ヒメマスのタナまで下ろします。

 今日のタナはだいたい50~55ft(15~16.5m)付近でした。この時期の沼沢湖とあまり変わりません。Joeは私と同じガーミンの9インチEchomapを使っており、振動子はGT54UHDでした。

 トローリングスピートは、1.2~1.4m/h(時速1.9~2.2km)と、カヤックで感じるヒメマスの泳ぐスピードとほとんど同じです。

 程なく、竿先が上下に揺れてヒメマスがヒットします。最初に大きくアワセをくれてから、余分な糸を直ぐに巻き、それからはゆっくりとリーリングしていきます。

 ヒメマスは口が柔らかくバレやすい魚なので、慎重に取り込みます。すると、だいたい沼沢湖よりかなり大きな(35~40cm)、立派なヒメマスが上がってきます。

 アタリがあると、私に優先的にリーリングさせてもらいました。みんないいサイズで、一番極小なのが丁度沼沢サイズでした。

 取り込み中に2度程バレてしまいました。どうもリーリングが速すぎたようで、その後意識して遅くしたらバレなくなりました。

 日本から持参したアジ5号のウィリーヒメマス仕掛けも使ってみましたが、2度程アタリはあったものの、魚が掛かった様子はありませんでした。

 前日の夕食会で、20日からお世話になるShawnに見せたら、針が小ささすぎて抜けちゃうよと言われ、その通りになった感じです。20日からのシェラン湖で釣行に備えて、大きな針に付け替えた仕掛けを作ろうと思います。

 シェラン湖は北米最大のヒメマス漁場で、魚もメ―ウィン湖よりも大きいようなのでとても楽しみです。

 結局、11時30分までやって、ヒメマス28匹、ニジマス1匹が釣れました。とてもいい釣果です。

 釣りの後、ヒメマス愛好家のみなさん約30名が集合して、湖畔でBBQランチを開きました。

 遠方から来た私を歓迎していただいて、前日の夕食会と合わせてたくさんのお土産をいただきました。親切なみなさんに感激し、大感謝です。

 ワシントン州は景色も日本にそっくりで、人々はとても親切です。この地方が多くの日本人に愛される理由がわかったような気がしました。そういえば、大谷も渡米時に「西海岸のチーム」と言っていましたね、

 明後日、日本人の友人と海の内湾でシャケ釣り、その後2日連続でシェラン湖で再度ヒメマス釣りをします。

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