前回の釣行の反省で、ヒメマスの食性はわかさぎとほぼ同じで、わかさぎに効く赤虫は実はエサの1種であることに気づいたので、早速赤虫仕掛けを作ってみました。ただ、沼沢湖のヒメマスの主食は、プランクトンのようです。
参考PDF→紺野香織、坂野博之「福島県沼沢湖に生息するヒメマスの動物プランクトン選択性」『水産増殖 58』2010年
赤虫用の針は、オーナー針とがまかつで糸付き針を出していますが、今回はがまかつの針を使いました。
赤虫針の特徴は、針のチモトに赤虫を連想させる赤い糸が使われていることと、赤虫が刺しやすいように、針自体が細身であることです。
付いて来るハリスは、針の大きさによって変わり、ヒメマス釣りで標準で使っている0.8号だと針の大きさは5号になります。ハリスを1号まで上げると8号針を使えるので、今後の選択枝の一つだと思っています。
ヒメマス針と比べると流石にタナゴなどの小物を想定した針なので、かなり小さく半分位のサイズです。
うまく掛かってくれるか不安なところもありますが、わかさぎ釣りの小さな針でイワナなどが掛かってくることは時々あることですので、掛かってくれることを信じて仕掛けを作ります。
仕掛けの長さは、タナをとりやすいように2mとしました。赤虫のエサ付けは結構大変なので、欲張らず枝針はヒメマス仕掛けの半分の4個にしました。枝針の間隔は40cmになります。
幹糸は、ヒメマス5号針仕掛けに倣って、1.5号を使います。
各枝針を幹糸に結び付け、上下にスナップサルカンを付けて完成です。
ヒメマス釣りで使ってみて、
1 赤虫エサに喰い付くか?
2 小さな針でちゃんと掛かるか?
3 取り込み時にバレやすくないか?
の3つの事項について、次回の釣行で検証してみたいと思います。
何れかがうまく行かない場合、釣果は上がりませんので、すぐに前回効いた紅サシ仕掛けに変更し、そちらメインで使おうかと思っています。
ヒメマス針を赤く塗ってみるのも、面白いかもしれません。
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