4月4日の反省や所見など

 昨日の初釣行でも、いろいろ反省や思うところがあったので、記載します。

1 ヒメマスの魚群について

(1)場所と形

 大型の魚群が見つかったのは、赤岩前南側と取水塔北側の2箇所でした。

 この内、赤岩前の魚群は、60m位の中深場から、岸近くの20m位までを移動していました。また、形は、厚さが5~15m位、幅が10m前後と、魚探の画面では、円形や横に長い楕円形に映ります。

 取水塔北側の魚群は、湖最深部付近の上層を不規則に動いていました。方向は北方向です。こちらの形は、厚さが5~15m、幅が最大で25m位ありました。

(2)動き

 今回の釣行でも認められたのが、魚群の縦の動きです。10m付近を泳いでいた魚群が、20m付近にまで潜航する姿が認められました。

 特に、仕掛けを入れるタイミングが合わず、魚群の真ん中に入れてしまった時に顕著でした。また、このような時は、魚群が2つに分裂してしまうこともありました。

(3)魚の大きさ

 私が釣り上げた魚は、中型から小型が主体でしたが、今シーズンの沼沢湖の釣果では、岸寄りで釣りをしていた方には、大型が多い傾向があるようです。

 朝方カヤックを出すときに、湖水に足を入れたらあまりの冷たさに震え上がってしまいました。これが、帰りに足を入れたら、耐えられる水温になっていました。

湖水は、岸辺から徐々に水温が上がり、そうした条件の良い所に大型のヒメマスが上がって来るのかもしれません。

 多くの船が係留して釣りをする対岸のポイントは、シーズン初期に数が上がるようです。地形が他の場所のようにドン深でなく、傾斜を持って立ち上がる地形で、いい感じに水温が上がっているのかもしれません。

 大型中心の群れと小型中心の群れでは、PS31のソナー画像を見た時に、1匹1匹が分離気味に見えるか連続して見えるかどうかで判断できます。

 今回の群れの見え方は、大型中心とも小型中心とも断言出来ない見え方でした。次回も群れの見え方をよく観察しようと思います。

2 魚群探知機の使い方

 朝方カヤックテーブルとの接続部のナットがなくて、95SVとPS31の前方探査のみを使いました。

 釣りなれたPS31とPS22のコンビよりも効率が悪くなりそうですが、さにあらず、PS31だけでも何とかなりました。

 色々理由を考えてみました。先ず、大魚群が多くアバウトに仕掛けを落とすことが出来たことです。これが4、5匹の大型魚の群れを相手にしなければならない夏以降には、やはり下方解像度の高いPS22が必要です。

 また、仕掛けを入れるタイミングに慣れてきたのもその理由です。一昨年は、群れに遭遇するかなり前に仕掛けを入れ、完全にタイミングを逸していました。

 昨年最初は、群れの中に仕掛けを入れて、群れを驚かせてしまっていました。これでは、群れが散ります。

 今回は、群れに近づいたら減速し、5~10m位前で仕掛けを入れて、真下で同調するように操船しました。次回もPS31メインで使いたいと思います。

3 取り込み用玉網について

 昨年まで、アユ用の玉網に長い柄を付けて使っていました。ヒメマスの取り込みは、そこそこ上手く行き、船上でも扱い易かったです。

 ただ、網の目が細かく、サビキの針が絡んで難儀したことも度々ありました。

 そこで、シリコンゴム製の径30cmの網を33cmの枠に入れ込んで使ってみましたが、針の絡みは解消されたものの、枠が小さく扱いずらかったです。1匹逃したヒメマスもいました。

 急遽、36cm径の枠と38cmシリコンゴム製網を発注しました。次回間に合えば使ってみます。

 私の釣り方では、目標の魚群をロストしないために、取り込んでからの手返しをいかに良くするかがポイントです。

4 ヒメマスの保存

 前に、釣り用の-60度の冷凍庫を御紹介しましたが、この中の、ダイレイ製の133リッターのものを購入しちゃいました。

 当日食べないものは、バキュームシーラーでパッキングして、冷凍庫に入れました。半永久的に痛まないので、いつでもヒメマスを食べられる環境になりました。

 何とか、次回も頑張ってたくさんのヒメマスを釣り上げたいです。

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