風が強くカヤックが出せないので、八幡平周辺の温泉巡りに行ってきました。
今回は、前日にまた道の駅とうわで車中泊し、福島市から往復約800kmの行程で、藤七温泉-新玉川温泉-黒湯温泉と巡ってきました。
各温泉について、簡単にご紹介したいと思います。
1 藤七温泉彩雲荘
八幡平の頂上から少し南に下ったところにある著名な温泉で、源泉が湧きだす付近に露天風呂が作られています。→宿のHP
8時の受付開始に行ったのですが、他に2人、日帰り入浴のお客さんがいました。流石に標高の高いところだけあって、気温は10度位です。
受付から、階段を少し下って、脱衣所で着替えて、内風呂を通って露天風呂に向かいます。
温め(38度位)の硫黄泉で、男性露天風呂には湯船が4つありました。温泉成分の泥が溜まっているところや地中から温泉とともにガスが湧きだしているところがありました。
脱衣所から湯船まで距離があるので、寒い時期には歩くのが厳しいかもしれません。
温度も泉質も天空の湯船のロケーションも申し分ありません。また、行きたいです。
2 新玉川温泉
藤七温泉から鹿角市方面に降りて、そこから更に田沢湖に向かう道路に出て、少し山に入ったところにあります。→宿のHP
近代的な建物で、浴槽には玉川温泉と同じph1.13の源泉が注ぎ込まれています。
源泉そのものの湯船(写真)の他に、源泉50%の湯船やさらに薄めた弱酸性の湯船、蒸かし湯など、多彩な温泉が楽しめます。
最初に源泉50%の温めの浴槽に浸かってから、源泉100%に挑戦しましたが、体がヒリヒリして2分でギブアップしました。
郡山周辺のアルカリ性単純温泉に慣れた身としては、信じられない体験です。
最後に弱酸性の湯船に浸かってから、温泉成分を洗い流してから出てきました。
私にはちょっと厳しい温泉でした。
3 黒湯温泉(乳頭温泉郷内)
新玉川温泉から、田沢湖方面に向かい、そこから反転して秋田駒ヶ岳の中腹を進んだところにある温泉です。→宿のHP
駐車場から温泉まで、坂を下っていくと古い建物群があり、正面突き当りの事務所で入浴料600円を支払います。
混浴風呂と男女別風呂が別な場所にあります。混浴風呂には内風呂と露天風呂があり、小さめの浴槽で、適温の硫黄泉が注ぎ込まれています。
男女別風呂は、途中の源泉溜まりから湯温を下げて温泉を引いているようで、宿の方が1時間ごとに湯温のチェックにきました。湯船は内湯と露天風呂(写真)があります。
だいたい41-42度に保たれていて、とても良く温まります。
自炊棟もあり、食料等を持ち込んで楽しんでも面白いと思います。
丁度お昼なので、食堂棟できりたんぽ定食をいただいてきました。
今回の高速インターからの旅程は、松尾八幡平IC-40分(28km)-藤七温泉-40分(32km)-新玉川温泉-1時間(50km)-黒湯温泉-1時間(58km)-盛岡ICです。
前日、盛岡付近まで来ていれば、十分午前中に回って、夕方には福島に帰れるコースとなっています。
また行く機会があれば、後生掛温泉と蟹湯温泉に行ってみたいと思います。
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