あと1月ちょっとに迫った氷上釣りに備えて、冬のキャンプに行ってきました。
場所は、最近の定番、猪苗代湖秋山浜です。
お昼前に現地に着くと、今日は誰もいません。完全ソロキャンプだと思ったら、後から2組来て、合計3張りのテントになりました。
一張りは、エントツが出せるタイプのワンポールテントで、中で焚くストーブが暖かそうです。
天候はみぞれで、強い風が吹いています。
今回持参したのは、氷上釣りに使っている北米製のキューブ型テントです。
このテントは、設置撤収の簡便性、断熱性はいいのですが、意外なことに水濡れに弱く、縫い目から浸水することがあります。
そこで、上にタープを被せることにしました。強風時の設営では、風の通り道を開口させる、出来るだけ低く張るなど、晴天時にない張り方が必要になってきます。
メインバーを一段下げて、四隅にはバーを立てずに、ロープを付けてペグに固定することにしました。
タープの下にテントを建て込んで、一番下にはテントマット、その上には氷上釣り用のマットの2重に底断熱をしました。時々雪が交って、地面が白くなってきます。
テント内の暖房は、ユニフレームのワーム2をメインに、同じガス缶を使ったストーブをサブとした2台体制としました。
ワーム2は、ガス缶2本を使い。長時間の燃焼が売りのストーブですが、廃盤になってしまっています。現在でも人気があるようで、オークションでは高値で取引されているようです。
テント内の気温は一番高くても16℃位でした。小さい方のキューブ型テントだと20℃を超えるのでやはり空間の差が大きいようです。
テント内で2台のガス器具を使うと、暖かくはなりますが、流石に一酸化炭素もそれなりにでます。今回も一酸化炭素検知器を持参し、警報がなった時点で窓を大きく開けて空気の入れ替えをするようにしました。
濃度が10ppmを超えた時点で、警報が鳴るように設定しています。
今回のアクティビティーは、最近時々やっているスクリーンを壁面に垂らした、モバイルLEDプロジェクターを使っての映画です。
このテントは、完全遮光型で昼間でも窓を閉めれば真っ暗になるので、映画館としての利用には最適です。
スマホのWifiテザリングが可能な環境があれば、プロジェクター自体にAmazonプライムビデオやYoutubeなど動画が見れるソフトが入っているので、とても便利です。
映画は、「ロードオブザリング、王の帰還」を見ました。このシリーズでは、「ベンハー」、「タイタニック」に並ぶアカデミー賞最多11部門を受賞した作品で、最高に楽しめます。アマゾンプライムだとレンタル300円で見ることができます。
映画を視聴後に、Youtubeを見ている頃には、周囲は完全に暗くなり、夕食はカップ麺で済ませました。
また、今回のキャンプの目的の一つが、厳冬期用寝袋の寝心地をテストすることでした。
購入したのは、イスカの耐寒性能が高い、高性能なモデル「エアープラス810」で、-25℃まで対応可能なモデルです。
下に10cmの厚手キャンプマットを敷いて、最初シュラフカバーも付けてみたのですが、足元が窮屈な感じがしたので、シュラフだけで寝てみました。
このテントは残念ながら、縦横方向はあまり広くないので、斜めに設置する必要があります。
夜は、風と波の音で時々目覚めてしまいましたが、寝心地はバッチリ、ポカポカのまま朝(テント内2度)を迎えることが出来ました。
ただ、結露なのか少し濡れてしまったところがあったので、やはりシュラフカバーはあった方が良さそうです。
まだ余力は十分ありそうなので、-15℃になる岩洞湖や裏磐梯でも十分対応可能そうです。
朝方外に出ると日差しがある時間もあり、猪苗代湖の美しい景色を堪能できました。
8時30過ぎに撤収を開始し、9時過ぎにはほぼ完了しました。折りたためるテントだとホント、撤収が楽です。
今回は地面にマットを敷きましたが、斜め方向だと置けるコットを使っても良いかもしれません。また、椅子の背面がどうしても寒くなるので、貼るホッカイロを数枚貼るとより快適になると感じました。
湯たんぽは、水を持参するのを忘れて使わずじまいでした。次回のキャンプまたは車中泊で是非テストしてみたいです。
また、このテントを使ったアクティビティーは、映画だけではつまらないので、コタツを組んで鍋を食べたり、美味しい焼肉を食べたりにも是非挑戦してみたいです。
釣りに専念する時には、小さい方のキューブテントを使おうかと思っています。
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