2度の渡米釣行の際は、レンタカーが大活躍してくれました。
その際に利用した国際運転免許証の許可期限が近くなってきたので、返却と新規申請に行ってきました。
こちらでは、申請・取得方法とそれを使ったレンタカーの利用についてご紹介したいと思います。
1 国際運転免許証の取得
(1)申請窓口と申請書類・費用
各都道府県の運転免許センターで申請すれば、即日交付してくれます。申請を受け付けてくれる警察署もあるようですが、日数はかかるようです。
申請時必要なものは、4.5×3.5cmの証明写真、日本での運転免許証、パスポートの3点です。
また、費用として2350円が必要で、センターや警察署で印紙を購入することになります。
ここでの注意点は、日本での運転免許証の期限です。国際運転免許証の有効期限は1年ですので、その間に期限がこないことが求められているようです。
窓口提出の申請書類には、申請日、住所、氏名等の他、渡航予定の国、日程、目的(観光か仕事かなどの選択)を記入します。
(2)交付
申請書類や準備物に問題がなければ、即日交付、それも30分以内位でしてくれます。
私の取得した免許証は、福島県公安委員会の発行で、中には運転できる車の種類等が英文で書かれています。
運転できる車のカテゴリーは、A~Eの5つに分かれており、私はBです。ちなみに分類は以下となっています。
A:2輪車
B:乗車定員8人未満の乗用車、許容重量3.5トン未満のトラック
C:3.5トン以上のトラック
D:乗車定員8名以上の自動車
E:B~Dに牽引可能(軽量はB~Dでも可能)
大きさは、14.8×10.5cmで、パスポートよりも一回り大きなサイズです
2 海外レンタカーの利用
(1)日本での予約
北米のメジャーなレンタカー会社は、日本語の予約サイトを持っており、そこで簡単に予約することができます。
予約時に必要な情報は、1:借用場所、2:借用期間、3:クルマのクラスの3つと、自分の登録情報です。
大手のレンタカー会社は、空港のすぐ近くに営業所があり、空港からの無料送迎バスもあります。
(2)借用と返却
空港について入国審査が終わったら、空港内の営業所行きのバス停を探して、バスに乗り込みます。短い間隔で出ているのでとても便利です。
レンタカー会社の窓口に到着したら、予約している旨を伝え、国際運転免許証と日本の免許証、パスポート、クレジットカードを提出します。
すると、予約に従って手続きしてくれて、レンタカー会社のモータープールにある車を指示してくれるので、そこに行って車に乗り込みます。
あかかじめキーも付いているので、すぐに出発できます。9月のワシントン州釣行では、日産のSUVを借りることが出来ました。
返却は、レンタカー会社の返却専用モータープールに乗り付けて、荷物を取り出しキーを付けたまま置いてくるだけです。
デトロイトでは、車の中に国際運転免許証を忘れてしまい、係員さんに呼び止められてセーフな事例がありました。忘れ物には十分注意です。
3 北米での運転注意事項
日本より道が広くて、とても運転しやすいです。
運転標識は、日本よりもわかりやすく、信号、一時停止、制限速度、高速道路の通行注意事項に気を付ければ、全く問題ありません。
北米では、高速道路以外にも都市間の主要道路が整備されており、最高時速50か60マイル(時速80、96km)であることが多かったです。
また、右側通行とともに信号での進み方が日本と一番違うところです。前方の信号が赤でも、側方から車が来ていなければ、何時でも右折できます。ただ、右折用の信号があったり、右折は信号に従えの標識がある場合があり、その場合は右折できません。
運転には、Google Mapのナビがマストアイテムで、日本と全く同じように使えます。日本であらかじめ立ち寄りポイントを入れておくと、とても便利です。(当然、Wifi電波が必須で、スマホの海外利用設定や海外用ポータブルWifi機が必要です)
他に注意したいのが、ガソリンスタンドでクレジットカードが使えないことです。給油時には住所コード入力も必要で、日本のカードは使えません。
そこでレジに行って「Thirty on 6」などと金額と給油機番号を伝えます。金額まで給油しなかった場合は、「Please change on 6」などと言って、お釣りをもらいます。
4 まとめ
日本は公共の交通機関が発達しているので、電車・バス・タクシーを乗り継げば、目的地にたどり着くことが出来ますが、北米ではそうはいきません。
自分で行きたいところに行くためには、車での移動が主要手段で、道路等も日本よりもはるかに整備されています。
車で移動していると、日本では絶対見られないような雄大な景色、映画でしか見たことがないような郊外の眺望を十分堪能することが出来ます。(写真はワシントン州の国道2号線)
特に、北米に旅行を計画されている方には、国際運転免許証の取得とレンタカーの利用を強くおすすめします。
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