今年は、合計7回の釣行しましたが、かなり厳しい釣果となってしまいました。以下概要をまとめます。
1 釣果
釣れたのは51匹と、一昨年なら一度の釣行で釣れた数です。平均すると7匹とツ抜けできない厳しい釣果でした。
釣行ごとの平均が、2019年と2020年が21匹、2021年が14匹ですので、昨年の半分、最盛期の1/3まで落ち込んでしまいました。
一番の原因は、使っているカヤックを換えたことが大きかったと思っています。
前のフジタカヌーアルピナ2は、パドル推進でかなり小回りが利き、急ブレーキや急旋回など簡単に操作できました。
それに対して、今年メインで使っているホビーコンパスは、足漕ぎ推進でバックが出来す、小回りが利きません。
ヒメマスの群れの動きは複雑なので、群れに仕掛けを同期させるにはカヤックの操作が一番重要になってきます。
また、魚自体が少ないのも、原因と一つだと思っています。昨年まで見られた長さ深さがが20mを超える超大型魚群を見かけることがなくなりました。
2 泳層
傾向としては、例年と同じで5月後半から6月一杯までは、群れが10mよりも浅い層に上ずってしまっている状況です。
7月半ば以降になると、釣りがしやすい10~15m付近まで降りてくるので、4月当初から連休明けまでと7月半ば以降が釣りやすいと思います。
逆に最後の釣行であきらめたジグフィッシングは、上ずっている時期に船の前方に投げると威力を発揮するかも知れません。
3 群れの様子
魚が少ないの一語に尽きると思います。
オーバーフィッシングのせいか、放流量が少ないのか原因はわかりませんが、明らかに魚が少ないです。
超大型魚群は見られず、大きくても前回の釣行でもいた中規模魚がメインとなってきます。
この中規模魚群の他に、2~3匹の群れと思われる小規模魚群も目立ちました。
群れの場所が9月10日以降、北西側の赤岩前の船団付近に移動したのは新たな発見でした。
右図は最終釣行時に群れが濃かった場所です。中央より岸よりの方が濃いことが明白だと思います。
だいたい真夏には、湖の中心を含めた各場所に万遍なくいる感じですが、気温が下がってくると再度岸よりに集まる感じです。
4 今後の課題
(1)操船スキルを上げる
足漕ぎカヤックでも、パドルを使えるので、群れを発見したら足漕ぎを止めて、パドルでの操作に切り替えようと思います。
最後の釣行で試してみましたが、なんとかなりそうな感じでした。新調したパドルの長さは前に比べて10cm長く、漕ぎやすいです。
また、群れが集中している場所では直ぐに次の群れが見つかるので、対象の群れをロストしたら、漕がずに留まり魚探とにらめっこして次の群れが現れるまで待つのも良いかと思いました。
ヒメマス釣りを始めた2019年と比べると還暦を超え、体力もなくなっているので体力を温存する方法も大事だと考えています。
(2)サビキ仕掛けを更に改良
今シーズン、自作のサビキ仕掛けは、シルバーブレードを付けた2m少しのものでした。
これが、最終釣行では市販の1.4m仕掛け2連結を使ってみましたが、一番下に掛かったヒメマスもなんとか取り込めました。
魚のかかり具合や魚探で見た感じだと、仕掛けが長い方が有利です。西湖の名人の方は4mの仕掛けを5本位出しているようです。
来シーズンは、3m弱の自作仕掛けも作ってみたいと思います。
また、しばらくぶりに使ってみたヒメマス専用集魚剤も、確かに効くことがわかりました。
来シーズンは、釣行前にウィリー針に浸み込ませる様な使い方をしてみたいと思います。
(3)魚が上ずる時期への対応
最終釣行では、残念ながら真下でうまく同期できずジグを使いこなせませんでした。
ベイトリールを使ったせいで遠投が難しかったのですが、スピニングリールを使えば飛距離が出そうです。
そうすれば、カヤックが近づき感ずかれ警戒される前に、5m付近を泳ぐ群れに同期させることが出来ます。
こちらも、来シーズン検討してみたいと思います。
(4)そろそろライブスコープを検討か
より遠方の群れを探査したいので、前方探査ソナーPS31を使っているのですが、下方探査ソナーPS22との連続確認に少し難があります。沼沢湖では、春先を除き、だいたい35m前方の探査で事足りています。
これが、ライブスコープだと前方から下方まで連続して確認することができるようになります。
高価な機器ですが、発売時の半額ほどの値段となっており、来シーズンの導入についても検討してみたいと思います。
お久しぶりです。
西湖ですが出せる竿の数は5本までとなってますので6本ってのは訂正されておいた方が良いです。
秋シーズンが10月1日から始まりましたが今年は中々釣果が伸びないみたいです。ヒメトロでは制限匹も出てますがブイ釣りでは良い結果を見かけません。
望月さん、コメントありがとうございます。
西湖も解禁されたのですね。
竿数失礼しました。修正しました。