ストーブ用薪づくりのために、新たにSTIHL(スチール)製の50ccプロ仕様のチェーンソーを購入し、早速使ってみました。
STIHLは、チェーンソー世界シェアNO1のドイツのメーカーで、MS261C-Mは、プロ仕様機の中でも中堅の機種です。
購入したお店は、山で伐採した木で薪づくりをしているところですが、山にはこのMS261とMS241を持っていくそうです。
チェーンソーは、エンジンパワーに比例して長いバーを装着することが出来、この機種には標準で45cmのバーが付いてきます。
ですので、だいたい直径40cm位の木までなら、そのまま切ることが可能です。
一冬薪ストーブのみで暖房をまかなうとなると、約5tの薪を消費します。
近くに原木を切り出す方がおり、180cmに切りそろえたナラの原木6tを毎年購入しています。
今回は、約1tを新たに薪ストーブを導入した親戚に譲って、約5tを玉切りしています。
早速、新しい刃を木に押し当ててみると、凄い切れ味です。北米の友人は、「切れるチェーンソーは、バターにナイフを入れるように切れるよ」と言っていましたが、まさにその通りです。
硬いナラ材が、サクサク切れていきます。
ただ、1t分位の木を切ってくると、だんだん切れ味が落ちてきますが、それでもパワーがあるので充電式のチェーンソーよりも切れます。
本来なら、ここで丸ヤスリで刃を研がなければならないところですが、早く終わらせて釣りに行きたいので、すかさず刃を新品に交換しました。来シーズンは、きちんと研いでから使いたいと思います。
玉切りした木は、運搬車で裏手に運びそこで割って薪にします。運搬車は農業用のものですが、とても重宝しています。
一定時間使っていると削りカスが内部にたまり、チェーンソーオイルの出が悪くなります。運搬車2台分位カットしたところで、ガソリンとオイルを補給するとともに、内部の汚れも歯ブラシでよく取るようにします。
昨年は、マキタの18V×2個使いの充電式チェーンソーを使っていたのですが、全然作業がはかどらず困っていました。
今年STIHLの50cc機を使ってみて、作業効率は3倍位になったと思います。(値段も3倍位しますが・・)
また、気温が高いところでの作業ですので、喉が渇き、ひんぱんに水分を補給する必要がありました。
そこで、マキタの充電式冷凍冷蔵庫が大活躍です。まさに、このような状況下での使用を想定して作られた製品だと思います。
今回、良く切れるチェーンソーを使ってみて、改めて思ったことは、刃物を扱う作業は、いかに切れる刃物を使うかが一番大事だということでした。
何より最も危険なチェーンソーの刃を木に当てている時間が少ないのは、一番良いことだと特に感じました。
同じ刃物である包丁も一緒で、切れない包丁で食材を切るとケガするリスクはとても高くなると思います。
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